- ドライワックスについて知りたい
- ドライワックスが細毛・軟毛・猫っ毛タイプにおすすめな理由を知りたい
ヘアワックスと一言で言っても色々な種類があります。
今回紹介するワックスの種類は【ドライワックス】
ものによってはマットワックスやクレイワックスなどと呼ばれたりもしています。
特徴としては、オイル成分が少なく艶感が少ないヘアワックスです。
細毛・軟毛・猫っ毛の人におすすめな訳は、ドライワックスの特徴がそのまま理由になりますが、
- オイル感(成分)が比較的少ない
- キープ力がある
こういった理由から、ワックスで髪が重たくなることが少ないので、細毛・軟毛・猫っ毛の人でもスタイリング剤でペタッとしてしまう事を心配することなく使うことができます。
セット力は強いものが多いので、おすすめなヘアスタイルはメンズのショート〜短髪や、女性でもベリーショートのスタイルになります。
ドライワックス自体はミディアム〜ロングヘアの人は少し使い勝手は悪いです。
おすすめのドライワックスも何個か紹介します。
- ドライワックスについて
- 軟毛・細毛・猫っ毛におすすめな理由
- 向いているヘアスタイル・向いていないヘアスタイル
ドライワックスが細毛・軟毛・猫っ毛の髪質におすすめな理由
ドライワックスは細毛・軟毛・猫っ毛におすすめなヘアワックスです。
- オイル感(成分)が比較的少ない
- キープ力がある
理由としては上記の2点が細毛・軟毛・猫っ毛タイプと相性が良いからです。
反対に、硬毛や毛量の多い人とは相性は悪いです。
オイル感が少ない分オイル成分特有のつや・まとまりも少ないので、ハイダメージ毛との相性も悪いです。
細毛・軟毛・猫っ毛タイプでもブリーチしていたりで髪のダメージが強い人は使っている時に引っかかりを感じる可能性があります。
おすすめな理由2点を深堀していきます。
オイル感(成分)が少ない
ドライワックスは、例えばマカデミアナッツオイルやヒマワリ種子油のような油脂が少ない構成になっています。
オイル成分(油脂)は、つや・まとまりを上げてくれる反面ほとんどがしっとりした質感なのでボリュームを抑えてしまいます。
硬毛・多毛の人には髪が扱いやすくなって良いですが、細毛・軟毛・猫っ毛の人は欲しいボリュームまで落としてしまうので、ペタッと見えてしまいやすくなります。
その点、ドライワックスはオイル成分が不配合か少量配合なので、油分によるペタっとしてしまう感じを避けることができます。
全成分で見分けるのは難しいですが、基本ドライワックスはそういった配合になっています。
ヘアワックスなどのスタイリング剤で1番大切なこと【成分評価は無視?】
キープ力がある
キープ力があるというのは=セット力があるということです。
ただでさえ細毛・軟毛・猫っ毛タイプはボリュームが出にくくペタッとしてしまうのでスタイルキープがとても大事です。
そうする事によって、ペタッと見えがちな髪もボリュームやふんわり感を持続させることができます。
セット力が低いとすぐにへたってしまったりしてボリュームをキープすることが難しくなってしまいます。
なので、ある程度のキープ力は大切になります。
髪が硬い・毛量が多い人・ハイダメージ毛には不向き
【髪が硬い・毛量が多い】いわゆる硬毛・多毛の人にドライワックスはあまり向いていません。
セット力はともかく硬毛・多毛の髪質の人はオイル感やヘアグリースやジェルのようなウェット感でのまとまりも大切になります。
そういった面で、ドライワックスは硬毛・多毛の人にはまとまり感が弱いので、つけてもうまくスタイリングは出来ないと思います。
ハードワックス系でもある程度まとまりが出るものやヘアグリース・ジェル、セット力はあまり求めていない人はヘアバームなどがおすすめです。
ブリーチしていたり、カラーやパーマを繰り返ししていて、ダメージや乾燥が強く出ている人にも向いていません。
ドライワックスだとつや感やまとまりが弱くダメージなどが抑えられないので、扱いにくいと思います。
メンズの短髪やベリーショートスタイルにおすすめ
ドライワックスはつや感やウェット感を抑えて、セット力が高いのが特徴なので、おすすめのヘアスタイルは限られます。
基本的にはメンズの短髪か女性でもベリーショート系のスタイルに向いています。
髪をまとめたり、風になびく感じのスタイルにはあまり向いていません。
ドライワックスは、つやを出さず固めるヘアワックスです。
ミディアム〜ロングヘアの場合は動かすスタイルを作りたくてもドライワックスはセット力が強すぎるので、エアリー系のワックスがおすすめです。
最近薄毛が気になる人のボリュームアップにも
細毛・軟毛・猫っ毛タイプの人と同じ理由で、最近薄毛が気になる人のスタイリング剤としてもおすすめです。
オイル感がなくキープ力があるので、ボリュームアップが期待できます。
まとまり重視の風になびくようなスタイルには不向き
あまりカチッとセットしたいわけではなく、適度なまとまりや風になびいたり、手ぐしが通る感じが好きな人にはドライワックスは向いていません。
そういった人にとってはドライワックスはオイル感が少なすぎて、キープ力も強すぎます。
かといって、ヘアバームやヘアグリースのようなオイル感・ウェット感の強すぎるスタイリング剤は髪がペタッとしてしまうので細毛・軟毛・猫っ毛の人には不向きです。
【軟毛・猫っ毛・細毛の髪】ヘアバームが向かないたった1つの理由と対策
【使い方・おすすめ・デメリットも】ヘアグリース(ヘアグロス)とは?
M.T.Waxは適度にセット力もあって、まとまりも出るのでおすすめです。
ミディアム〜ロングの人はセット力は抑えられたヘアワックスで対応
ミディアム〜ロングスタイルの人には一般的なドライワックスはあまり向いていません。
理由は、強すぎるセット力で扱いにくくなってしまうからです。
それでも、髪を動かす感じでスタイリングしたい人は【エアリー系】のワックスがおすすめです。
イメージとしては、ドライワックスのセット力がある程度抑えられたワックスです。
エアリー系と言われても探すのは難しいとは思いますが、【ウェーボ デザインキューブ エアールーズワックス】や【ロレッタ メイクアップワックス 6.5】はおすすめです。
ドライ感があって適度なセット力で髪に動きを作ってくれます。
ただ、例えば細毛・軟毛・猫っ毛のミディアム〜ロングの人は動きを出すためにパーマをかける人もいると思います。
そういった人はスタイリング剤にあまりセット力は必要なくなるので、【ピース プロデザイン ソフトワックス】や【ウェーボ ライトワックス】などのセット力は弱めで、ややまとまりを出してくれるものがおすすめです。
おすすめのドライワックス
細毛・軟毛・猫っ毛の人におすすめなドライワックスをいくつか紹介していきます。
色々と使った中で、使用感・キープ力・買いやすさなどを意識してピックアップしました。
- エレベート ドライワックス
- ウェーボ プロデザイン ドライワックス
- オーシャントリコ ヘアスタイリング クレイ
- ナカノ タントワックス7D ラスティング&ドライ
参考にしてみてください。
DEMI エレベート ドライワックス
形状も硬すぎず、手の上でしっかり馴染むので、とても使いやすいドライワックスです。
香りも爽やかなフローラル系の香りで強すぎず心地よい香りがつづきます。
DEMI ウェーボ デザインキューブ ドライワックス
【エレベート ドライワックス】同様DEMIから出ているドライワックスです。
同じブランドから出ている商品なので似ていますが、こっちの方が少しセット力は強い印象です。
使いやすい人もいればやや馴染みにくいところがあるように感じます。
オーシャントリコ ヘアスタイリング クレイ
最近、ドラックストアでも良く見かけるオーシャントリコのクレイタイプのヘアワックスです。
程よいセット力で使いやすく、動きも出しやすいのでおすすめです。
香りも強くなく、つけている時もほとんど香りは感じないので万人に使いやすいかと思います。
ナカノ タントワックス7D ラスティング&ドライ
中野製薬から出ているドライワックスで、ヘアワックスを使う人なら【ナカノ】のヘアワックスと1度は聞いたことあると思います。
馴染みもよく使いやすいドライワックスで、他のドライワックスに比べるとコスパが良く、
まだドライワックス使ったことないけど気になる・・・
という初心者の人にはおすすめです。
【細毛・軟毛・猫っ毛の髪質におすすめ】ドライワックスのメリット・デメリット〜まとめ〜
ドライワックスはつや感がない分重くなく細毛・軟毛・猫っ毛の人にもボリュームを出しながらスタイリングできるヘアワックスです。
- 細毛・軟毛・猫っ毛の人におすすめのヘアワックス
- 最近薄毛が気になる人のボリュームアップの為のスタイリング剤としても
- ヘアスタイルとしては、メンズの短髪やベリーショートのスタイルに
逆に硬毛・多毛・ハイダメージ毛の人には向いていません。
細毛・軟毛・猫っ毛でもハイダメージ毛の人には、つや感が出ない分ダメージを抑える効果はなくあまりおすすめはできません。
ミディアム〜ロングの人は、ドライワックスは使いにくいのでドライな質感だけどセット力の抑えられたヘアワックスがおすすめです。
おすすめのドライワックスは、
- エレベート ドライワックス
- ウェーボ プロデザイン ドライワックス
- オーシャントリコ ヘアスタイリング クレイ
- ナカノ タントワックス7D ラスティング&ドライ
この記事を見て、
合うかも!!
と思った人はぜひ使ってみてください。
参考になれば嬉しいです。
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