- スタイリング剤の成分評価って大事?
- スタイリング剤って何を基準に選んだらいいの?
巷にはヘアワックスやジェル・グリースなどの様々なスタイリング剤があります。
作りとしてはシャンプーやトリートメントなどと同じように、化粧品成分を配合させて商品にします。
ただスタイリング剤はシャンプーやトリートメントに対して、全成分で評価していくのはあまり意味がないので、スタイリング剤で1番大切にしたい事となぜ意味がないのかの話をしていきます。
- スタイリング剤で1番大切なこと。
- なんでスタイリング剤の成分評価はあまり意味がないのか。
最近はヘアバームなど保湿クリームとしても使えることを売りにしているものもあるので、例外はありますがそういうもの以外で成分的なこだわりを持つのはあまり意味はないです。
スタイリング剤選びはもっとシンプルでいいよ!ってことがこの記事でわかります。
ヘアワックスなどのスタイリング剤で1番大切なのは【セット力と使用感】
スタイリング剤を選ぶ上で1番大事にしたいのはしたい髪型にセット出来るかどうかだと思います。
もちろん好きなヘアスタイルを作るのにカットやパーマが必要ですが、髪のセットがイメージ通りもしくは納得いく範囲でセット出来ることがスタイリング剤の必要性です。
- 髪を動かす
- 髪を流す
- ツヤを出す
- まとまりを出す
- 整える
その中で何が配合されているとかの成分分析するのはさほど意味がないかと思います。
基本スタイリング剤は髪の内部浸透していくものではないし、スタイルを形成するのは髪の表面なので、補修効果などはあまり意味がありません。
ヘアセットのニュアンスを決めるのは、どれくらい(何%)配合されているか。
セット力の強弱をつけるにあたって必要な成分は色々あるのですが、基本的にはワックスやグリースなどの種類やどんなメーカーでも割と近い成分構成になってます。
ミツロウ・キャンデリラロウ・マイクロクリスタリンワックスなどの【ロウ成分】がセット力に影響する成分です。
その1つ1つの成分たちの配合量の違いでセット力やツヤが変わってくるのですが、ヘアケア化粧品もスタイリング剤も配合量まで表記する義務はないので、そこまで表記しているスタイリング剤はほぼないと思います。
ワックスならワックスなり・グリースならグリースなりの作り方は結構似ていたりします。
一つ一つの成分が何%配合されているかは消費者にはわかりません。
なので、全成分表のみで評価するの実は本質的ではないのです。
補修成分もほぼ効果はない。
トリートメントやアウトバストリートメントと比べても、そもそもスタイリング剤は補修効果を優先的に考えているわけではありません。
スタイリング剤である以上はスタイリング力を優先的に考えています。
補修効果を優先的に考えてるとしたら、セット力を失っていくのでスタイリング剤としては、求めているセット力を出せなくなっていきます。
スタイリング剤としては本末転倒ですね。
セット成分+補修成分を両方効果的な量を配合させるのはむずかしいです。
例えば、ヘアバームとか保湿効果も売りにしていたりしていますが、大事なのは使用感なので成分にこだわっても意味はあまりないです。
たまに補修効果を売りにしているワックスとかありますが効果的かどうかは微妙です。
ヘアワックスなどの成分評価は気にしなくていい
肌が弱いから成分が気になる・・・
という人もいると思います。
化粧品成分に詳しくて自分の肌に合わない成分などがわかる人は気にした方がいいですが、ほとんどの人はなかなか成分で判断するのは難しいと思います。
人にもよりますが、ダメな人はどんなスタイリング剤を使ってもダメということはよくあるので意識したいのは、
- 肌に直接触れない
- スタイリングした髪も肌に触れさせない
- スタイリング後はしっかり手を洗う
などの物理的なケアを大事にするべきです。
結局のところ使ってみないとわからない
配合量などがわからない以上、成分で判断するのはほぼ無理なので、結局のところ使ってみないとわかりません。
クチコミや評判を参考にすることもあると思いますが、基本【使用感】や【セット力】のところだけ自分に合っているか確認したらそれでいいと思います。
まとめ
- 1番大事なのは【使用感】と【セット力】
- ワックスならワックスなりに作りは似ていて、質感の違いは配合量がポイント
- ただ、配合量はほぼ表記されていない(義務ではない。)
- トリートメントの類ではないので、補修成分などはほとんど無視できる
こういった点から、スタイリング剤を成分で評価は気にしないでいいと思います。
肌が弱い人は、
- 肌に直接触れない
- スタイリングした髪も肌に触れさせない
- スタイリング後はしっかり手を洗う
などの物理的なケアの方を徹底してください。
参考になれば嬉しいです。
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