- シャンプーについて知りたい
- シャンプーにこだわりたい
- 良いシャンプーを使いたい
- いつもシャンプー選びを外してしまう
毎日何気なく使ってるシャンプーですが、あまりシャンプーについて考えることは少なくないですか?
実際使っているシャンプーの相性が悪い時なんかに気になる程度だと思います。
シャンプーした後がキシキシするとか、香りがイマイチ好きじゃないとか気になりますよね?
その気持ちはよく分かりますが、過剰にシャンプーなどに期待してませんか?
今回は、そんなシャンプーを普段考えることはない人へ【シャンプーってこういうもの】ということを紹介していきます。
結論から言うと、
- シャンプーを泡立てるには、シャンプー剤・水・空気が必要
- 髪の毛に油分が多く付着していると泡立たない
- 洗浄力と泡立ちは直接関係はない
- シャンプー・ボディソープ・ハンドソープ・洗顔フォームと洗浄剤の作りは一緒
- しっかりした洗浄力なら撫でるだけでも汚れは落ちる
- シャンプー後に髪がギシギシになってしまうのはシャンプーせいではない
- シャンプーで大事なのは【すすぎ】
- シャンプー後(トリートメント前)髪がさらさらになるのは、コーティングや質感調整のおかげ
今回はシャンプーの種類による良し悪しではなくて、全てのシャンプーに対して該当する内容です。
シャンプーの種類による違い(主に洗浄成分)について知りたい場合はこちらの記事にまとめています。
【簡単解説!】シャンプーやボディーソープなどの洗浄成分の特徴まとめ
- シャンプー(身体を洗う全ての洗浄剤)の特徴
今回の記事でシャンプーに対する過剰な期待などをもたずに、よりシャンプーの役割が理解できます。
そうすることでシャンプー選びの参考にもなるし、トータルなヘアケアのためにも役立つ内容なので是非最後までみてください。
シャンプーの特徴8選
シャンプーって毎日のものだから良いものを使いたいと思う人も多いと思います。
じゃあ良いシャンプーって何ですか?っとなると、高いものとか髪がサラサラになるものが良いシャンプーと認識しますよね?
でも、それは本質的ではなくて必ずしも高い=良いシャンプーではないし、シャンプーだけで髪がサラサラになるのは場合によっては逆に髪を傷めてしまう事にもなりかねません。
なので、シャンプーならシャンプー、トリートメントならトリートメントとしての役割を分けて考えてあげる必要があります。
その中でシャンプーに求められているのは【洗浄・除去】なので、そこの効果をしっかり認識してより効果的に理解を深めるためにシャンプーの特徴について紹介していきます。
結論から言うと、
- シャンプーを泡立てるには、シャンプー剤・水・空気が必要
- 髪の毛に油分が多く付着していると泡立たない
- 洗浄力と泡立ちは直接関係はない
- シャンプー・ボディソープ・ハンドソープ・洗顔フォームと洗浄剤の作りは一緒
- しっかりした洗浄力なら撫でるだけでも汚れは落ちる
- シャンプー後に髪がギシギシになってしまうのはシャンプーせいではない
- シャンプーで大事なのは【すすぎ】
- シャンプー後(トリートメント前)髪がさらさらになるのは、コーティングや質感調整のおかげ
詳しく紹介していきます。
シャンプーを泡立てるには、シャンプー剤・水・空気が必要
髪の状態にもよりますが、この3つがバランス良く合わさるとフワフワもこもこの泡になります。
シャンプーや水は物質なので感覚掴みやすいですが、空気を合わせるってなかなかイメージ沸きにくいですよね?
やり方としては、手のひらを頭皮につけて擦るのではなく、シャンプー剤[(もしくは泡)をつけたら、指先で頭皮を押さえ、動かしながら手の中心に向かって揉んでいくようにすると空気も混じって良いと思います。
髪の毛に油性成分が多く付着していると泡立たない
さっきの話の髪の状態に繋がりますが、皮脂・スタイリング剤・化粧品の油性成分や油の多い環境にいたりで、多く油脂がついていると、シャンプーはなかなか泡立ちません。
2回目でも泡立たないこともあります。
シャンプーの種類にもよりますが、泡立たない場合は泡立つまで繰り返すことをおすすめします。
基本シャンプーなどは泡立つまで繰り返した方が良い
泡立たないけど、
まぁ良いか・・・
とシャンプーを1度でやめてしまうこともあるかと思いますが、それだと髪に付着している不要な油分などが落ちてない可能性が高いので、出来たら2度洗いをしてあげましょう。
髪の毛に対する2度洗いのメリット・デメリット【選ぶシャンプーも紹介】
ちなみに油分や油分に付着した汚れ以外の汚れはシャワーで流しただけでもほぼ落ちます。
泡立ちと洗浄力は直接関係ない。
例えば、【ラウリル硫酸Na】や【ココイルタウリンNa】のように洗浄力と起泡力(泡立ち)の両方を兼ね備えた【アニオン(陰イオン)界面活性剤】というのがあります。
シャンプーなどのイメージとして強いのは、アニオン界面活性剤の効果での印象です。
ただ、他にも起泡力は高いけど洗浄力が極めて穏やかなベタイン系などの両性界面活性剤や、起泡力はほぼ0ですが洗浄力(主に脱脂力)に優れた【ヤシ油脂肪酸PEG -7グリセリル】などのノニオン(非イオン)界面活性剤というものもあります。
【赤ちゃんにも安心】低刺激なベタイン系洗浄成分メリット・デメリット
【ほぼ無刺激で毒性も極めて少ない重要な成分】非イオン界面活性剤について
あえて泡立たないシャンプーや泡立ちを抑えたドライシャンプーなんかも沢山あります。
【水なしスッキリ】ドライシャンプー完全攻略【ベタつき・匂いも抑える】
なので、一概に洗浄力=泡立ちではありません。
ここのバランスを各々の特徴を活かして作ってあるシャンプーの方が比較的高価なシャンプーになります。
安価なシャンプーはアニオン界面活性剤の洗浄力も起泡力も強い成分で補おうとしがちなので、刺激や乾燥も助長して嫌われやすいシャンプーになってしまいます。
直接関係はないですが、摩擦軽減のため泡立ちは良好にするべき
ドライシャンプーなど泡立たないことも売りの1つにしている場合は別ですが、髪同士や肌を擦ることの多いシャンプーなどの洗浄アイテムでは、摩擦でのダメージを抑えるためにも泡立ちが良いものの方が良いです。
シャンプー・ボディソープ・ハンドソープ・洗顔フォームと洗浄剤の作りは一緒。
部位によって洗浄力の強弱はつけたほうが良いので、厳密にいうと違うところもありますが、それはシャンプーの種類によっても違ってくるので、シャンプーだからとかボディソープだからとかの違いではありません。
どんな洗浄アイテムも製作構造上は基本的には一緒です。
シャンプーは髪の毛に対しての働きもあるので、髪質の部分で違いがありますが、それは洗浄成分以外の話だったりします。
なので、他の洗浄アイテムを代替品として使ってもさほど大きな問題は起こりません。
しっかりした洗浄力なら、肌を撫でるだけで汚れは落ちる
髪や身体ってゴシゴシ洗ったほうが洗った気はすると思いますが、そこまで洗わなくても汚れは落ちてます。
洗浄力の高いもので毎日ゴシゴシ洗うのは洗い過ぎと思っても良いです。
洗い過ぎは、アトピーや体臭の原因にもなるので気をつけて下さい。
シャンプー後髪がギシギシしてしまうのはシャンプーのせいではない
厳密にいうと使用しているシャンプーによっては多少原因の一つになりますが、シャンプーのせいで髪がいきなりギシギシになってしまうということはありません。
ここは体感の話なのでシャンプーのせいといえばそうかもしれませんが、元々ダメージが強かった髪が露出することでギシギシになったように感じてしまうのが主な原因です。
ある意味髪に付着している質感を上げる成分をしっかり洗えてるので、洗浄という意味では大切なことではあります。
その後トリートメントでまた質感を上げてあげることで、トリートメントの効果を最大限あげることができます。
質感を上げてくれるコーティング剤などは髪につき続けてしまうとダメージの原因になるので注意してください。
シャンプーで一番大切なのは【すすぎ】
聞いたことある人は多いと思いますが、すすぎは非常に大切です。
シャンプーが髪に残っているとふけや痒みの原因になるし、シャンプーをしただけだとシャンプーの泡に油分や汚れが残っているので、洗い落とせてはいません。
なので、しっかりすすぐことでシャンプーと共に油脂や汚れもしっかり落としましょう。
シャンプー後(トリートメント前)髪がさらさらになるのは、コーティングや質感調整のおかげ
勘違いしがちですが、シャンプーだけで髪がサラサラになるのは別に髪が復活したわけでも良くなったわけではありません。
シャンプーに配合されているコーティング剤や油性成分が髪に乗っかってサラサラになっているだけです。
サラサラなのは気持ち良いので求める気持ちもわかりますが、洗うことに対してコーティングが乗っかってしまうということは、ちゃんと洗えてるとは言いにくいです。
さらに、そのせいでいつもしっかり洗っているのにオイリーな感じだったり、トリートメントの効果が得にくくなってしまいます。
スッキリ感も感じにくいですね。
その辺のリスクも把握しておきましょう。
まとめ
まとめると、シャンプーとは
- シャンプーを泡立てるには、シャンプー剤・水・空気が必要
- 髪の毛に油分が多く付着していると泡立たない
- 洗浄力と泡立ちは直接関係はない
- シャンプー・ボディソープ・ハンドソープ・洗顔フォームと洗浄剤の作りは一緒
- しっかりした洗浄力なら撫でるだけでも汚れは落ちる
- シャンプー後に髪がギシギシになってしまうのはシャンプーせいではない
- シャンプーで大事なのは【すすぎ】
- シャンプー後(トリートメント前)髪がさらさらになるのは、コーティングや質感調整のおかげ
こんな感じです。
シャンプーに期待しすぎてしまう気持ちもわかりますが、基本【洗浄・除去】についてを考えるべきアイテムです。
そこをどれだけ特化させれるかで、シャンプーの価値が決まると思います。
今回の内容で、シャンプーってこういうものだよねということが理解してもらえたら、トリートメントなども適したもので最大限の効果を得られると思います。
参考になれば嬉しいです。
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