- ヘアバームとは?
- ヘアワックスとの違い
- 成分的な特徴
- おすすめのスタイルと髪質
- 向いていないスタイルと髪質
- おすすめヘアバーム
人気のヘアバームというスタイリング剤ですが、
ヘアバームって何・・・?
と思っている人は多く、ヘアワックスやジェルとか他のスタイリング剤に比べて、まだ馴染みが薄い人も多いと思います。
ざっくりしたイメージとしては、
- 天然オイルやロウ成分で構成
- 肌にも優しく保湿力も高いのでスキンケアとして適任
- 質感は手の上の体温で溶け馴染みセット力は程々
- ウェット感やまとめる効果が高い
他にも、ヘアワックスと比べると使えるスタイルは少し限られますが、それでもとても使い勝手の良いスタイリング剤です。
ただ、髪質やスタイルを選ぶところはあって、向き・不向きがあります。
詳細は後述しますが、軟毛・猫っ毛・細毛タイプやメンズ・ショートでスタイリング剤で髪を動かすようなスタイルの人はあまり向いていません。
【軟毛・猫っ毛・細毛の髪】ヘアバームが向かないたった1つの理由と対策
- ヘアバームというスタイリング剤について
- ヘアバームの特徴
- ヘアワックスとの違い
- ヘアバームに向いてる髪質、向いてない髪質
Narucos labo.でも【M.T.balm】というヘアバームを開発していてとても使い勝手の良い人気のスタイリング剤なので、今人気のヘアバームについて紹介していきます。
今時の外ハネや濡れ髪にも非常に有効なスタイリング剤です。
【大事なのはスタイリング剤】人気の濡れ髪スタイルの簡単なやり方
ヘアバームを作るにあたって気にしたことや意識したことなんかも踏まえて解説していきます。
ヘアバームとは肌にも優しいオイルやロウ成分でできたスタイリング剤
一般的なイメージで言えば、
- 天然オイルやロウ成分で構成。
- 肌にも優しく保湿力も高いのでスキンケアとして適任。
- 質感は手の上の体温で溶け馴染みセット力は程々。
- ウェット感やまとめる効果が高い。
そんな感じではないかなと思います。
ほとんどのヘアバームはシア脂(シアバター)やミツロウがベースになっているものが多く人の体温で溶けて馴染むようになります。
これはシアバターの特徴の1つですね。
シアバターの融点(固体から液体に変わる温度)は23〜45°で、
人の体温は大体35〜37°くらいなので溶けていきます。
ちなみに保管状態によっても溶け出すので注意してください。
【髪にも影響?】ヘアバームでダマが出来てしまう人へ【シアバターの弱点】
シアバター自体はセット力はほぼないので、ミツロウやキャンデリラロウなどのロウ成分でセット力の調整をします。
なので、だいたいのヘアバームには、シアバターとロウ成分が含有されています。
ヘアバームはイメージが大事
ヘアバームのイメージとして、
- 天然オイルやロウ成分で構成。
- 肌にも優しく保湿力も高いのでスキンケアとして適任。
- 質感は手の上の体温で溶け馴染みセット力は程々。
- ウェット感やまとめる効果が高い。
こういうイメージを持っている人が多いので、どこのメーカーもここから大きくずれない構成で作られています。
あとはオリーブオイルやヒマワリ種子油などの油脂を配合させていたり精油を配合させたりしています。
ヘアバームだから肌にも優しいは誤解
天然だから肌に優しいとか合成だから体に悪いとかと同じで、ヘアバームだから肌にも優しいというのは少し早計です。
もちろんハンドクリームとしても使えるものもあって、多くのメーカーさんは肌にも優しいような作り方をしています。
ただ、例えば精油などがたくさん配合されているようなのは、一見オーガニック感が強く優しい作りだと思う人も多いでしょうが、人によっては肌に対して刺激やアレルギーのリスクがあります。
なので、十分に気をつけてもらいたいとこです。
ヘアバームはイメージ的に【優しいもの】と思われているので髪や肌のために、よりちゃんと作り方も考える必要があります。
一概にヘアバームと言っても全成分によって全然違うので、油脂類やロウ成分で構成されているものがいいです。
酸化懸念はあるので油脂の中でも向き不向きはありますが、基本スタイリング剤は1日で洗い流してしまうのでさほど気にする事はないと思います。
【嫌な匂いの原因?】酸化しにくいヘアバームの選び方【酸化を抑える方法も紹介】
ヘアバームはヘアワックスの一種
ヘアバームとヘアワックスって何が違うの?
と思っている人も多いと思いますが、実際ヘアバームとヘアワックスはほとんど一緒です。
特にヘアバームだからこういう作りにしなきゃいけないとかはなくて、「ヘアワックスの中の一つでヘアバームというものがある」くらいの感覚です。
どのメーカーさんも大きくズレた作りをしているところはほとんどないですが、たまに特徴的な作りのヘアバームを見かけることはあります。
実際ヘアバームの名称だけど、前述したイメージと合わない作りのものもあります。
しいて言えば、ヘアバームは硬めの質感で手の上で溶けて液状になるのに対して、ヘアワックスはヘアバームに比べたら柔らかい質感でクリーム感はある程度残り続けます。
手のひらで良く混ぜればヘアワックスもクリーム感が消えますが、溶けて液状になったというのとはまた違います。
なので基本的にヘアバームは【シアバター】ベースで構成されているものを各メーカーが「これはヘアバーム!」として販売しているケースが多いです。
ヘアバームを作るための化粧品的なルールは特にないです。
ヘアバームは比較的万人向けスタイリング剤
つける量などにもよりますが、
- セット力は中〜低
- まとまりやすい
- 肌に優しい(個人差あり)
- パサつきが抑えられる
基本的にはこういった効果があるので、割と万人に受ける作りだと思います。
【初心者向け】ヘアバームの使い方【簡単なスタイリング方法を解説】
少し多めにつけるとウェットスタイルや濡れ髪に適したスタイルを作れるので、使用量の調節で割と色々なスタイリングに対応できます。
セット力はいらないけどまとまりは欲しいメンズにも向いている
例えば、しっかりセットするようなスタイルの人だと難しいですが、さほどセット力は必要ないけどまとまりやパサつきを抑えたいメンズにもヘアバームは向いてます。
特にダメージや乾燥が強く出てしまっている髪質には、見た目的にダメージや乾燥が出てしまっているともったいないので、ヘアバームで抑え込んでくれると印象はかなり良いですね。
ウェット感が強いので、軟毛・細毛の人は不向き
ウェット感が強いものが多いので、軟毛や細めの髪質の人はペタッとしてしまうため、あまり向いては無いです。
ごく少量毛先につけてあげるような使い方をしてあげると良いですが、くれぐれもつけすぎには注意してください。
使い方によってはまとまって薄く見えてしまうので注意してください。
まとめ
- シアバターベースで構成
- 自然由来のイメージだけど、だから肌にも優しいというわけではない
- ヘアワックスの一種
- ヘアバームはイメージが大事
- 使用量によってスタイル作りがコントロール出来る万能性
- 軟毛・細毛の人は使い方要注意
ヘアバーム自体は昔からありますが、最近良く耳にするようになったと思うので紹介しました。
使い方をまとめた記事もあります。
- セット力は低く簡単にスタイリングを直せる再現性
- ヘアバームの中でも、ウェット感が強くダメージを抑えたり濡れ髪も作りやすい
- 髪を固めずまとめられる
- 保湿クリームとしても使用可能
- オリエンタルなバニラの香り
この辺の特徴に興味がありましたら、M.T.Balmがおすすめです。
興味を持っていただけましたら、ぜひ使ってみてください!
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