- ヘアアイロンで髪が傷んでしまう理由が知りたい
- なるべく傷まないようにする対処法が知りたい
ヘアスタイルを作るにあたって、ヘアアイロンを使う人も多いと思います。
女性のほうが馴染みがあるとは思いますが、最近では男性もスタイリングの時に使う人が多くなってきました。
ヘアアイロンはストレートやカールの形状をしていて、そこにスイッチを入れると高温になる板があり、その熱の力で髪にストレートなりカールなりの形を作っていきます。
髪の形をつくるために便利なアイテムではありますが、高温の熱で髪をスタイリングをする為、使い方を間違えたり使いすぎたりすると髪を傷めてしまいます。
髪が傷む理由としては、
- タンパク質の変性
- 水分の減少
- キューティクルの破壊
- カラー・パーマでのダメージ増加
- 長時間の加熱
が挙げられます。
対策としては、
- 適切な温度設定
- 熱から髪を守ってくれる洗い流さないトリートメントを使う
- 髪をしっかり乾かして整えてから使う
- 正しい使用時間
- クールダウン
- 使用頻度
髪を傷めない対策をとることによって、ストレートやカールのもちも良くなります。
ヘアアイロンは【ダメージ対策=スタイルもちUP】と言っても過言ではありません!
この内容を知っていると、正しくヘアアイロンを使えて、髪への負担やストレスを大幅に軽減できます。
- ヘアアイロンで髪が傷む理由
- なるべくダメージさせない対処法
ヘアアイロンで髪が傷む理由
ヘアアイロンで髪が傷む理由は、
- タンパク質の変性
- 水分の減少
- キューティクルの破壊
- カラー・パーマでのダメージ増加
- 長時間の加熱
が挙げられます。
【ヘアアイロンで髪が傷む理由1】タンパク質の変性
髪の主成分はケラチンというタンパク質です。
髪の毛は約80%がタンパク質で出来ていて、そのうちの90%がケラチンと言われています。
ヘアアイロンでの高温による加熱はこのケラチンの構造を変性させます。
ケラチンは高温になると振動します。
この振動により、ケラチン分子の間の水素結合と塩橋が解かれます。
それによって髪が一時的に柔軟化します。
これを繰り返すことで、タンパク質変性が起き、髪の柔軟性や強度を損ないダメージの原因になります。
【ヘアアイロンで髪が傷む理由2】水分の減少
高温のヘアアイロンを使うことで、髪の表面の水分が一気に蒸発します。
これによって髪に必要な水分も蒸発し乾燥して、パサつきやすくなります。
十分な水分がない髪は、傷みやすいしパサつきます。
【ヘアアイロンで髪が傷む理由3】キューティクルの破壊
髪には外部からのダメージを防ぐために髪の表面にキューティクルが存在します。
ヘアアイロンの髪質に適正でない温度は、このキューティクルを破壊しダメージを受けやすくしてしまいます。
キューティクルは、他にもカラーやパーマ・過度なブラッシングでも壊れてしまうから注意!!
適度で状況にあったブラッシングはおすすめです!→シャンプー前ブラッシングで得れる効果2選【おすすめヘアブラシも紹介】
【ヘアアイロンで髪が傷む理由4】カラー・パーマでのダメージ増加
カラーやパーマをしている場合、過度なヘアアイロンの使用はダメージを助長させてしまいます。
また、色落ちやダメージによってパーマが弱くなったように感じることもあります。
ただし、パーマや縮毛矯正に関してはヘアアイロンの使いやすさを助けてくれたりもするので、【やりすぎないバランス】が大切です。
【ヘアアイロンで髪が傷む理由5】長時間の加熱
考えたら当たり前かもしれませんが、長時間・高温・頻度が高いヘアアイロンの使用でダメージは大きくなります。
どんなアイロンでも例外はないです。
ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策
ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策は、
- 適切な温度設定
- 熱から髪を守ってくれる洗い流さないトリートメントを使う
- 髪をしっかり乾かして整えてから使う
- 正しい使用時間
- クールダウン
- 使用頻度
が挙げられます。
【ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策1】適切な温度設定
細毛や繊細な髪は150〜160°普通毛や太い髪は170〜180°くらいがベストです。
高い温度の方がもちが良いというものでは無いので、髪質にあった適切な温度設定で使ってください。
200°以上とかはまず使わないですね。
初心者の人や髪のコンディションに不安がある人は、さらに低めの温度設定から徐々に上げていくと髪を傷めずに使うことが出来ます。
【ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策2】熱から髪を守ってくれる洗い流さないトリートメントを使う
【メドウフォーム-δ-ラクトン】や【γ-ドコサラクトン】と表記されているラクトン誘導体は髪を熱から守ってくれる成分なので、配合されたトリートメントはおすすめです。
メドウフォーム-δ-ラクトンやγ-ドコサラクトンは熱の力で髪を補修し、スタイルもちもよくしてくれる優秀な成分です。
ヘアアイロンでのダメージの対策としては、乾かす前かヘアアイロンの前に使ってください。
【乾かす前?後?】洗い流さないトリートメントを使うタイミングでの効果
【ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策3】髪をしっかり乾かして整えてから使う
濡れた髪に100°以上のヘアアイロンを直接当てるのは髪に非常に危険です。
アイロンもちも弱いし、良いことないので、髪はしっかり乾かしてから使いましょう。
当たり前かもしれませんが、濡れた髪にヘアアイロンを当てるのは絶対にやめてください。(半乾きとかもNG!)
美容師さんによっては8〜9割乾いたらヘアアイロンをする人もいますが、あれはプロの技なので一般的にはおすすめできません。
乾かす作業と同時に髪の毛流れも整えてあげて、ヘアアイロンで髪が折れたり熱の当たり方が未熟で逆にパサついてしまったりしないようにしてください。
【ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策4】正しい使用時間
慣れない間は難しい部分もありますが、ヘアアイロンはなるべく短時間で仕上げてあげましょう。
同じ場所を繰り返して使うことはダメージの原因にもなるので、気をつけてください!
【ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策5】クールダウン
ヘアアイロンでスタイリングをした後、髪を冷ますことで水分の蒸発やタンパク質の変性を極力抑えることができます。
水分の蒸発やタンパク質変性を抑えることで、髪の乾燥やダメージを抑えることが出来ます。
髪を散らしたり降ったりして空気に触れさせて熱を冷ましましょう!
【ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策6】使用頻度
【ヘアアイロンで極力髪を傷ませない対策】をしっかり意識していても、毎日のようにヘアアイロンを使っていたら髪は傷みます。
適度に使わない日を作って髪を労ってください。
スタイルや髪質によっては、難しいとは思います。。
ですが、髪のために意識してみてください!
【ストレート・カール・コテ】ヘアアイロンで髪が傷んでしまう理由と対処法〜まとめ〜
ヘアアイロンで髪が傷んでしまう理由は、
- タンパク質の変性
- 水分の減少
- キューティクルの破壊
- カラー・パーマでのダメージ増加
- 長時間の加熱
対策としては、
- 適切な温度設定
- 熱から髪を守ってくれる洗い流さないトリートメントを使う
- 髪をしっかり乾かして整えてから使う
- 正しい使用時間
- クールダウン
- 使用頻度
これらを少しでも理解して、意識できるだけでヘアアイロンでの髪のダメージは大きく減らせます。
ヘアアイロン然りですが、髪のダメージが原因でスタイリングに制限がかかってしまうのはとても悲しいので、極力髪のダメージはかけないように意識してみてください!
参考になれば嬉しいです。
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